こんにちは、ｍｚです。
OS環境引っ越しではBSのバージョンをまたげなかったが、別としてやればできそう、ということでやってみた記録。
内容的には公式が解説してることをまんまやるだけ。画像がほしかったら公式参照、というか基本公式参照するだけで足りる。うちはインスタンスが複数あるため少々煩雑だった。
ここを見る意義はおそらく『こういう人的ミスが発生するおそれがあるよ！』を知れる程度のこと。
下準備
・同一端末上にBS4と5がインストールされている
・上記公式記事のリンクからAppDataMigrationUtilityをDL
手順
BS4の環境設定→詳細設定のちょい下のほう、ADBの有効化の項目からADBポート番号を確認。
そのままAppDataMigrationUtilityを同時起動、Take Backup from BlueStacks 4ボタンを押す。
BS4の環境設定ダイアログで確認したADBポート番号を入力。インスタンスにより異なる。
引っ越したいアプリと保存先を選んでBackupボタンを押す。『数分かかるでー』とメッセージが出るのでOKしておとなしく待つ。出来上がるファイルを見るとどうもアプリで使ってる容量そのままのようだ。うちでバックアップしたのは2~3GBくらいだが3分程度かかったように思う。完了したらメッセージボックスが出る。
今度は引っ越し先のBS5側。
環境設定→上位設定よりADBをオンにする。4の時と同じくADBポート番号を確認。
やはり同時起動のAppDataMigrationUtilityよりRestore app data to BlueStacksボタンを押す。こちらは5に限定してないから今後の新バージョンでも使える可能性が。（希望的観測）
引っ越し先BS5のADBポート番号を入力。うちはデフォルトの5555のままだった。複数インスタンスなければ番号変える必要もないのだろう多分。
4でバックアップしたファイルを選択してRestoreボタンを押す。バックアップもそうだがいっこずつしかできないので、場合によっては膨大な時間と容量がかかる。バックアップよりはかからんだろうと思いきやそこそこ時間を要す。暇な人はBS5のトップを眺めていればそのうちアプリのアイコンが追加されて「お！」となるだろう。
とりあえずメインインスタンスはこれで無事成功したのだが。
問題発生
ふたつめのインスタンスでバックアップができない。
ひとつめとは違うADBポート番号でバックアップする、成功する、するのだがファイル出力が無い。
リストアが済んだひとつめのバックアップファイルを削除、再びバックアップするもファイルは現れず。
これについて原因がまったくわからず推察するしかないが――
第一に、試しにひとつめのインスタンスで指定したのと同じ出力先にしたのがまずかったのかもしれない。バックアップアプリが同一タイトルというのもややこしさに拍車をかけている。
第二に、あれこれしてるうちにBS4のADB設定のチェックボックスがオフになってた。でも設定保存してないから反映されないはずではある。なんであれチェックをオンに。
第三に、ふたつめインスタンスを起動するのに使ったインスタンスマネージャーを閉じずにほったらかしてた点。意外とまずかったかもしれない。
マネージャー閉じる段で念のためBS4もAppDataMigrationUtilityも再起動、作業し直すと今度はファイル生成された。
第二の問題
リストアは問題なく行われたが、メインインスタンスで起動できないアプリがある。あとから追加したインスタンスでは動いてる。
再リストア、念のためアプリアンインストールして再々リストアと試みるも、起動後即終了してしまう挙動変わらず。
これはいよいよ第二インスタンスのほうへリストアしてみようか考えたが、ふと気づく。
メインインスタンス、googleログインしてないわ。
起動時にgoogle playを参照されるもんでログインが必要だったのだ。ログインしたら問題なく起動できた。やったぜ。
うちでリストアしたアプリはふたつ×2(両インスタンスとも同じアプリ)だが、一方はgoogleログイン不要で起動できることが混乱を招いた。起動できるほうとできないほう、落ち着いて何が違うのか考えることが大事じゃのう。ﾌｫｯ。
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