授受

日記

何かしら、人から無償で受け取ることは少ない。理由が必要だろう。
金銭であるならなおさら、受け取り側は渡す側へ何らかの利益供与をしているのが無難である。
以上は至極当然のことだが、金銭を受け取るのが他ならぬ私で、金銭に準ずる何かを提供できてる自信がないためにこんなことを書き連ねている次第である。

YouTubeライブにSuperChatというのがあり、そこから課金、カンパみたいなことができるんですな。それを今日初めて、それも御二方から拝領いたした。
お二人ともそうしてくれることに(尊大な言い方だが)違和感はなく、しかしそこまで、身銭を切ってもらえるほどのことを自分がしているか? については甚だ疑問が残る。

感謝してる。感謝しかない。
彼らが配信に参加してくれることがもう私にとって好意であって、なにをそれ以上が必要あろうか。――っていう考えなので申し訳なくなってしまう。アマゾンアソシエイトなら誰の懐も痛まないからそうでもないんだが。

一方で、
『なにも家計が傾く額じゃないんだから』
『折角の好意、受け取っておけばいいじゃない』
とも思う。
つまるところ自信がないのだ。自身が他者からの好意に値する自信が。

しかし私の人生を振り返ってみれば、多くの人から受け取るばかりで何も返せなかった。
青海街道の奥、東京と山梨の県境で通りすがりの人に助けてもらった時もそう。一宿一飯の恩にあずかり、相手の住所も名前も記せぬまま発ってしまった。お礼を贈ってしかるべき恩を受けた、今でも当時の自分のアホさが悔やまれる案件。
あのようなことが再び起きぬよう、ちゃんと何かの形で還元せねばなるまい。返そうと思っても返せない状況になる前に。

そうは言っても、結局ライブだろうか。
私は現在無職で物理的な支持を得られれば得られるほど無職期間が長引きライブ回数を維持可能。仕事始めたらライブは激減、動画upにも支障が出るであろうことは容易に想像できる。
お返しったってそんなもんだから『お礼』になる自信がないんですよ。

閑話休題。

SuperChatに注がれた額がどのくらい、どこから私に還元されるのか仕組みを全然しらんのですけど。
と思い調べてみると、

・SuperChat収益の分配は配信者(私)とYouTubeで7:3の割合
 ただし手数料もろもろで実際の受け取り額はもう少し減る
・SuperChatの収益はアドセンス広告収益と一緒に振り込まれる

とのこと。(参考サイト:https://www.ghib-oji.com/super-chat-receive/)
200円課金していただいても私まで届くのは120円くらい、ということになりそうだ。
額じゃなく気持ちの問題だからそこはいいのだが、せっかく支援してくださってるのに水を差されてるようで。
ともあれカンパいただいたぶんは、配信で話したとおり飲み物代に充てます。最近ルイボス茶というものを飲み始めたmzです。

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