ロリポップのレンタルサーバーアップデート(ライト)

ワンポイント

こんにちは、mzです。

発端

2021年4月14日にロリポップのサーバースペックup、それに伴いライトプランの値上げが行われた。
mzはそれを今日知った、というのは6ヶ月契約してて「そろそろ更新やでー」ってメール来て、これもっと契約期間長くしたらええんちゃうのと内容更新しようとしたところ、


このような問題に直面したためである。

アップデート

プランのアップデート情報(ロリポップ公式HP)

別途上位のサーバーマシンを用意、そちらへデータの引っ越しを行う……ということだろう。
スペックアップされるならそれに乗っかったほうがいいに違いない。値上がりぶん性能に反映されなくては困る。

で、引っ越し作業は勝手に行われるワケじゃなく、各々手動で「アップデートします!」と名乗りを上げなくてはならない。なぜって引っ越した結果デメリットがあるかもしれないからだ。

共用SSLが利用できなくなる

共用SSL、無料独自SSL、独自SSL(Pro)と3通りある。うちは無料の独自SSLまでしか使ってないんでProの方はどんなだかワカりません。

アップデート後は共用SSLが使えないため、現在使用中ユーザーはアップデート後から共用SSLを用いたURLでWebページへアクセスできなくなるハズだ。
うちは最初から独自SSL使用にもかかわらずアップデートはおっかなびっくり行いました。当然変化ナシ。

ではどうするか?
もちろん独自SSLを導入すればよろしい。
ただ、URLの扱い方、導入方法で検索エンジン側の評価が変わると思われる。
とれる方法はふたつ。(うちが知らんだけでもっとあるかも?)

・リダイレクト
旧URL(共用SSL)へのアクセスを新URL(独自SSL)にリダイレクトする。.htaccessを自力でいじれるならすぐやれるだろう。wordpressならRedirectionプラグインなど使うのもいい。
301リダイレクトならgoogle等検索エンジン側の評価を損なうことなく移行できるだろう。

・URLの書き換え
特に知識もない場合、こちらの方法をとることになりがち。既にWebにあがってるURLを全部書き換える。wordpressならSearch Regexとか使えば一括処理可能。
自サイト内リンクならまだしも外部リンクも全部ってなると骨が折れる。気合でやるしかない。
アクセスファイルが同一であろうとも、URLが変化すると別物扱いとなりこれまでの検索エンジンの評価は水泡に帰す。下手すると『従来ほどの評価を得られない……』まであるかもしれない。

除外の恐怖

しかしリダイレクトも決していいものではない。
Search Consoleのカバレッジに【除外】という項目がある。上記リダイレクトによるURL引っ越しを行うと、この除外項目がモリモリ増えるのだ。
うちはSSL関係なくパーマリンク変更の結果ではあるが……ピークの時で約1.3万の除外があった。(徐々に減少し今は1.1万)

以下、主な除外の内訳。多い順。

・ページにリダイレクトがあります
・クロール済み – インデックス未登録
・代替ページ(適切な canonical タグあり)
・見つかりませんでした(404)

除外は少ない方がいい(はず)。
検索エンジン側に保存されてる、もうアクセスされない旧URLのコンテンツへ削除リクエスト飛ばしまくり幾らかは良くなってきたが。正直一旦検索スコアとか全部リセットされた方がましだったのではと思う。除外項目ゴチャゴチャしすぎ。

ちと脱線したが共用→独自SSLに切り替えるならばよく考えて決めてほしい。

最後に

サイトの規模にもよるが、アップデート自体は5分とかからない。うちは2~3分で済んだ。
アプデ後はサイト開いたときの応答が確かに速くなっている。スコア上昇も期待できるでしょう。SSLがらみで怖いからと踏みとどまるのはもったいない。

ライトプランで契約してるのは「スタンダードはちょっとお高い」と感じるmzのような御仁が多いであろうけど、値上がり後もそこまで高くは感じない価格設定かつスペックアップ、モジュール版PHPも使えるようになったりしてる。ライト-スタンダードの中間を取ったかのような、旧ライトプランからすると「かゆい所に手が届く」善き内容になったと、個人的にはそのように感じる。
契約期間が長けりゃ長いほど料金お得なのはワカるのですが、うちは経費申請で年ごとのムラを出したくないナーと12ヶ月契約。まーそのうちまた変えちゃうかも。

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